時期が成約を大きく変える
広告を行う際に、時期を正確に見極めて下さい。
当然、時期によっては、キャッチコピーの内容も変わります。
薬は、風邪のひきはじめ、風邪で苦しんでいる
最中であれば、苦労せずに売ることが出来ます。
病気の時には、辛い体を引きずって、
病院に高い薬を買いにくるのです。
そして、
言われるまま、値下げ交渉もせずに買ってしまう。
しかし、世界最高水準の薬だとしても、
健康な子供に、あなたはこの薬を売る事は出来ますか?
難しいですよね。
例えば、ダイエットであれば、
薄着や水着になる、夏に向けて、痩せたいと望み、
夏に突入してからでは遅いのです。
しかし、販売者側は夏でもダイエットを売りたいとすれば、
今からでも遅くないという広告を出して、
出遅れた人に対して、アプローチするしかありません。
当然、2ヶ月で○○cmサイズダウンでは、夏が終わってしまいます。
では、どうアプローチしたらいいのか?
可能性は2つ。
ひとつ目は、出遅れた人に対してのアプローチ。
あーもう、梅雨が明けてしまった。
結局、今年も間に合わなかった。
暑いけど、今年も出来るだけ肌の見えない服着るしかないか。
こんな人には、
広告の例で言うと、
これからでも遅くない。まだ、夏に間に合う。
1週間で○○cmウェストダウンのダイエット実績!
そして、もうひとつは満足レベルに達していない人へのアプローチ。
体重は減ったけど、まだ、たるみが残っている
これじゃ。暑い夏に薄着できないよ。
こんな人には、
広告の例で言うと、
まだ、諦めるな。1週間あれば、たるみまで解消できる!
1週間で○○cmの引き締め効果を実証!
そして、この2つの共通点は、
短期間での効果を示すことで、まだ薄着になれるチャンスを
提案していると言うことです。
ただ、冒頭でも言ったように、
時期をずらすと、同じ広告でも反応は下がります。
それだけ、時期と言うのは反応率に影響します。
だからこそ、今が時期だという時には、
月1回の広告を、2回3回に増やし、
その分、反応が下がる時期には、広告をせずに
次の企画を考えるというのも戦略のひとつです。
人は、今すぐ困っていることを優先して
お金を使っていきます。
1週間後困ることと、3ヶ月後困るかもしれないこと
あなたならどちらからお金を使うかを考えればすぐに分かります。
これは、お客様も同じです。
あなたのお客様は、どの時期に悩みを最大化させて
どんな解決策を望みますか?
これは、商品や広告内容が問題ではありません。
重要なのは、お客様の短期的欲求を意識し、
「今必要としている状態」であるかどうかを
見極めて下さい。