営業は、商品を売り込む事ではなく、○○に気づかせること
営業は、商品を売り込む事ではなく、
悩みに気づかせることです。
これが最高の威力を発揮します。
その解決策として、商品やサービスが存在します。
そして、これは、商品が持つ効果を逆算し、
悩みに結びつけるだけで候補にあがります。
では、数多くある候補のうち
あなたを選んでもらうにはどうしたらいいのか?
そこで出てくるのが、
「信頼の構築=返報性の法則」です。
まずは、最高の価値のものを最大限与える。
これにつきます。
お客様は、あなたの商品を欲しいのではありません。
望む結果さえ手に入れば、満足します。
その理想と結果を結びつけるのが、
あなたの扱う商品なだけです。
もう、商品を売ることは忘れて下さい。
お客様の頭の中に、あなたの商品は、
「まだ」存在していません。
聞かれるまで、その研ぎ澄まされた刀はしまいましょう。
はじめから刀を覗かせるから警戒されるのです。
まずは、悩みを浮上させる事だけに
会話を意識させて下さい。
もしくは、悩みではなく希望や夢でも結構です。
その、夢を叶えるのがあなたの商品です。
この、どちらか2つを意識し、解決を求めてくるようであれば、
はじめてあなたの商品が顔を出します。
先日もサービス系の人が勘違いしていたのですが、
自分の商品を商品だと感じていないということです。
「ラベルデザインで商品力をつければ、売れるようになります」
こう書いてあるのです。
これは、完全な売り込みです。
「ラベルデザインを発注して下さい」と
書いているのと同じ。
これでは、せっかく来たお客様も逃げてしまいます。
何度も言いますが、お客様は、望む結果が手に入れば
商品など何でもいいのです。
あなたがその商品を売りたいかどうかは
お客様には関係ない事です。
お客様は基本、自分の事しか
興味ないという事実を知りましょう。
しかし、今あなたの目の前にいる
お客様は、悩みに気づいていません。
その悩みを引き出すのは、あなたです。