男は結論を求め、女は過程を大切にする
あなたは、異性との会話の中で
イライラを感じたことはありませんか?
では、そのイライラの原因は何だと思いますか?
その時の会話を思い出してほしいのですが、
内容自体にイライラするようなものは含まれていないはず。
しかし、
結果として、イライラを感じてしまっている。
これが、プライベートであればまだ我慢できますが、
ビジネスとなると、受注に影響します。
ただ、この原因と対処法さえ分かってしまえば、
あなたはこの先イライラを感じないだけでなく
相手にもイライラを感じさせることはなくなります。
では、まずその原因についてお話しします。
男性と女性とでは、会話において重要視している
部分が違うということを理解しなければいけません。
男性は、会話に「結論」を求めるのに対し、
女性は、会話の「過程」を大切にします。
ここが、イライラを感じさせている根源です。
そう、話している内容そのものではないのです。
よく、男っぽいとよく言われる女性がいますが、
これは、見た目や話し方が男っぽいと言うことではなく、
会話の構成が、結論を先に言う事に慣れているから
相手は、この人男っぽいなと感じているだけだったりするのです。
逆に、会話が1日過ごした過程をそのまま
話す男性は、女性のように思われます。
そして、上司と部下の関係であれば、
このような過程の話をする部下に対して
「言い訳するな結論をさっさと言え」と怒るようになります。
なぜなら、男性は、過程の話をされると言い訳と感じてしまうのです。
ただ、男性と女性の思考の違いを
理解できれば、対処法が見つかります。
もし、あなたが男性で女性を相手に話を聞いているとしたら
結論を先に求めてはいけません。
何が言いたいのかなとは思いつつも、その人の過程を聞いてあげて下さい。
女性は、正直言って、結論などどうでもいいのです。
逆に、あなたが女性で男性を相手にしているとしたら、
グダグダ長話をすることは、あなたの印象を下げます。
スパッと、結論を言ってから、その結論を裏付ける根拠をあとから話して下さい。
この男性と女性の根本的な思考の違いを知らずに
同じように話をしてしまうと、あなたが発する言葉は効力を失います。
まずは、あなたが話している相手は、
どちらのタイプなのかを見極めるところから始めて下さい。
そして、異性相手にビジネスを行われている方は
特に意識して会話の構成を考えて下さい。