説得するな「NO」を勝ち取れ!
僕の面談に立ち会っている方は
お分かりですが、
とくに最近は、契約をお断りする
ようになりました。
では、なぜ断るのか?
それは、
お金をもらうことが目的ではない
からです。
僕の扱うサービスは、売り切り
商品ではありません。
だから、その人にとっても
自分にとっても有益でないと感じる
場合は、断ります。
そう、個人であれば儲けていただきたいし、
企業であれば、売上を上げていただきたい
からです。
先日も、1名断りました。
なぜか?
それは、言うことすべてがマイナス
だからです。
だから、僕は言いました。
この1時間お話を聞きましたが、
すべてマイナスな言葉です。
おそらくこの先、契約していただいても、
あなたは耳を塞ぐでしょう。
これは、お互いにとってよくありません。
だから、アドバイスは出来ませんと。
すると、どうなるか?
面談前は、話を聞いてから言っていた人が、
「契約して下さい」と言うのです。
でも、経験上このような方は難しい。
謙虚で貪欲な人間だけに成功はやってきます。
ただ、このような話は例外ではありません。
今回は、本当にお互いにとって有益ではない
ので断りましたが、「NO」を引き出すと
人は、契約したくなります。
そして、冷やかしがいなくなる。
世の中、いかに情報を盗もうと考える人が
いますが、断ることでこのような人がいなく
なってきます。
興味がない人を説得しても、お互い辛くなる
だけです。
そうビジネスは、「価値と価値の交換」です。
販売者側は価値を提供するのは当然ですが、
相手も価値を受ける気がなければ、不幸に
なるだけです。
あなたは、船長です。
スタッフもお客様もその船に乗っています。
あなたが望まない人が乗船を希望してきたら、
丁重に断って下さい。
無理に乗せると、船自体が沈没する危険があります。
だから、あなたが、もし今の商談で説得を
しているとしたら、それは止めて、早い段階で
「NO」を引き出す質問をして下さい。
「無理にお時間を割いて頂くのは申し訳ないので、
この商品に興味がないようであれば言って下さい」
ここで、契約に前向きな人は真剣になります。
しかし、冷やかしの人や比較検討だけの人は止めません。
あなたの大切な時間を冷やかしに使うのは
もったいないと思いませんか?
まだ出会えていないだけで、必ずもっと他に
あなたを必要としている人がいます。
そのあなたを必要とする人の為に、
大切な時間を使って下さい。