2日目:これを無視すると大惨事に!!
こんにちは。
佐々木です。
今日は、
“あること”を無視して
「Facebookでライバルの見込み客をコッチのものにするぞ~!!」
と手当たり次第に友達申請してしまうと、
あなたのFacebookアカウントが削除されてしまう可能性があるので、
注意してほしいポイントについてお話しいたします。
その前に、もうちょっと
【他社のお客様】
の定義についてもう少しだけ解説しておきます。
たとえばあなたが「飲食店コンサルタント」だとします。
多くの人がよくやってしまうのが、
たとえば飲食店コンサルタントの見込み客を「飲食店経営者」だからといって、
飲食店経営者に手当たり次第友達申請をする人がいます。
これは実は間違っていて、
飲食店経営者だからといって集客に困っているとは限らないですし、
ましてやコンサルを求めていたり、商材を購入したり、セミナーを受けたいと思っている人ばかりとは限りませんよね?
ですから手当たり次第に飲食店経営者のFacebookのアカウントを見つけて友達申請をしても、それはまったく適切な行動ではないんです。
では、どうすればいいのか?
飲食店コンサルタントの見込み客は誰で、
濃い見込み客はいったいどこにいるのか?それは、
「過去にコンサルタントのセミナーを受けたり、商材を購入したことがある人」です。
ですから、Facebookでコンサルタントの個人ページやコンサルタントのFacebookページを調べて、そこでコンサルタントの投稿記事があったら、そこでいいね!を押している人やコメントをしている人。
特に、コンサルタントがセミナーを開催した際の記事に
いいね!やコメントをしている人は、
そのコンサルタントに近い人や、セミナーに参加した人、
もしくは過去に参加したことがある人である可能性が高い。
たとえ参加していなくても、この人たちは
「集客に関心があり、かつ、学ぶことにお金を払う文化がある人たち」です。
。。。この「お金を払う文化がある人」
というのはものすごく重要なんです。
一般的に、飲食店や美容院などの業界の人たちは、コンサルやセミナーにお金を払う文化があまりありません。
そもそもこの人たちは、専門学校を出て、プロになり独立することが多い人たちですよね。
でもそのお金はたいてい親が払っています。
そして、飲食店や美容院というのは幼いころから日常的に利用しており、
わざわざ経営の勉強をしなくても「何となくイメージができてしまう職業」です。
だって子供でもママゴトでマネごとができるほど、誰からも教わらずに経営が出来そうに感じる職業です。
ですからみんな、ロクに経営や集客の勉強をしないで開業するんです。
なので、コンサルはおろか、セミナーや商材すら買う文化がほとんどありません。
だから、ただ単に飲食店経営者に友達申請をしても、ほとんどコンサル受注につながらないんですね。
それよりは、コンサルタントが主催する集客セミナーに参加したことがある人に友達申請をした方が、濃い見込み客である可能性が高いわけです。
要は、
「セミナーに参加したことがある人は、他のセミナーにも参加しやすい」ということ。
もしくはコンサルタントが出している高額商材や
高額のプログラムを購入した人達が集まっているFacebookの会員制のグループページや
オンラインサロンなどに潜入し、そこで片っ端から友達登録をしていけばいいんです。
だって一度も高額の商材やコンサルやオンラインプログラムを購入したことがない人に、
高額の商品を購入させることほど難しいことはありません。
それよりも、一度でも購入経験がある人の方がハードルが低いので、セールスが楽なんです。
「ネットワークビジネス」なんかまさにそうですよね?
ネットワークビジネスをやったことがない人を勧誘するのって、難しいじゃないですか。
相手の警戒心も強いですし、何よりも怪しいし、怖いです。
私も学生時代に何度か誘われたことがありますが、
逃げ腰になりますよね。
「何とか断ってこの場を立ち去ろう」と。
。。。そんな逃げ腰の人を、それでも勧誘するのって、相当難しいですよね?
勧誘できたとしても、半ば無理やりに近いですし…。
でもこれが、ネットワークビジネスをやったことがあったり、
すでにもうやっていて、あまりそこでは成績が良くなくて、
「もっといいところがないかな…」と思っているような人に、
別のネットワークビジネスを
「コッチだったらもっと稼げるよ~」と誘った方がカンタンですよね?
これが「見込み客」と「そうでない人」との違いです。
多くの人の無料媒体(SNS)の集客のやり方って、
ネットワークビジネスをやったことがない人に必死に勧誘しているようなもんなんです。
そうじゃなくて、限りなく見込み客に近い人にアプローチをしなければいけないんです。
つまり、「競合他社のお客様」にアプローチしなければいけないんです。
だから、【競合他社のお客様=自社(自店)の将来のお客様候補】なんです。
特にFacebookは他社の既存客に簡単にアクセスができます。
なんせ実名で登録しなければいけないですからね、Facebookは。
個人ページだけでなく、Facebookページ、Facebookグループ、コミュニティ・・・など、
ここにいいね!をしている人は全員、他社の既存客リストなんです。
そう、Facebookは他社の既存客リストが丸見えの媒体なんです。
だからそこを狙う。
ただし、注意点があって。。。
これを無視して
「Facebookで他社のお客様を奪うぞ!!」
と手当たり次第に友達申請してしまうと、
あなたのFacebookアカウントが削除されてしまうので
気を付けてほしいポイントを1つだけお伝えしておきますね。
それは、
【あなたが友達申請をした数と、
承認された数が極端に差がある場合、要注意!】
だということ。
要はFacebookのAIに「スパム」だと判定されたら
しばらく友達申請できないようにされるならまだ優しい方で、
数日~数カ月のアカウント停止。
最悪の場合は、アカウント自体が削除されてしまいますのでご注意を!
また、今までずっとFacebookをほったらかしにしていたくせに、
急に一日に50人、100人、150人に友達申請を毎日のように行っていても
スパム扱いされてしまう可能性があります。
ですから、徐々に増やしていくことをお勧めいたします。
そして、申請した数と、承認された数に大きく差が出ないように気を付けてくださいね。
あとこれは自己責任で行ってくださいね。
万一、この手法でアカウント停止・削除になっても一切責任はとれませんので。
何にせよ、Facebook側から不振だと判断されるようなことや、スパム判定されるようなことや、友達申請をした人達から「無礼」「迷惑」だと思われたらダメだということ。
これは、Facebook集客どうのこうの以前に
ビジネスパーソンとしての基本的な問題なので、
気を付けて行ってくださいね。
では今回はここまで。